病気や高齢の仲間を支えながら、厳しい冬を路上で共に越すと云う、そんなたたかいは昔から、特定の地域で行われて来ましたが、今期はそれに加え、新型コロナウィルスが年末にかけて流行拡大し、年明けには再度の「緊急事態宣言」が発令されると云う事態の中、感染拡大防止をあらゆる活動の中で徹底し、また注意喚起をしながらと云う、前例のない冬の取り組みとなりました。
 幸いにして東京は「観測史上最高気温」の2月を記録するなど、深刻な厳冬にはならず、またまとまった雪も降らず、路上での備えは例年通りで何とかやり切ることが出来ました。
 冬物衣類を中心にした衣類全般の配布提供、毛布、寝袋類の配布提供、携帯カイロ類の配布提供は、集まってくる仲間だけでなく、巡回活動を通して新宿区域、高田馬場区域、及びその周辺部も含め、隈無く実施することが出来ました。
 また、医療班の同行巡回活動も、通常より多く実施して頂き、健康チェック、血圧測定、相談、市販薬の提供も集中的に行うことが出来ました。
 イベントのよう単に物を渡すだけででなく、総合的な体制の中で、定期的にそれを行っていく、これが連絡会のスタイルとなります。

 大きな事故もなく、無事に冬を越したと言えるでしょう。多くの方々からの支援を頂き、本当にありがとうございました。

 これからは、冬との集中的な、たたかいから、仲間達の通常の日常生活を支援していく活動と、新型コロナの感染拡大防止と喚起を同時に行う日常活動へと移行していきます。

 この冬、「コロナ渦」もあり 新たに野宿に至ってしまった仲間も一定数居るなか、ここからの脱却を望む仲間には、様々な行政情報を提供しながら、別の道に進む選択肢も多く作って行きたいと思っています。もちろん、高齢の仲間や病気の仲間へのアプローチは重点的に行っていきます。底辺下層労働者の生きる力をどのように紡いでいくのか?救済ではなく共助をどのようにこんな時代に刻印していくのか?とても難しい課題でありますが、なんとか進んで行きたいと考えております。